「エクセルマクロVBAを学びたいから、セミナーや講座に行ってみよう!」と考える人がいます。
しかし、実際に本やウェブで情報を探してみると、たくさんのセミナーがあります。そのため、逆にどれを選べばいいのか判断に迷ってしまうことも人は少なくありません。
とくに、これからマクロを勉強しようと考えている初心者や入門者は、自分に合った講座を選ぶのはカンタンではありません。
もし、選択を間違えてしまうと、マクロを習得できない上にお金や時間をムダにしてしまいます。
そこで、エクセルマクロVBAのセミナーの選び方、オススメ講座について解説します。
目次
セミナー、講座、スクールとは?
セミナー、講座とは、講師が前に立って参加者と対面形式で学ぶスクール形式の勉強方法です。短いモノで半日や1日、長いモノで半年以上かけて学びます。
セミナーや講座は対象別にいくつか種類があります。簡単に分類すると、以下の3つのパターンです。
・中級者・上級者
・VBAの資格(VBAエキスパート)の資格取得対策
セミナーや講座によって、費用も異なります。エクセルマクロの費用は、安価なモノで1万弱から高額なモノで10万以上します。
それでは、セミナーや講座のメリットやデメリットを紹介します。
セミナーや講座のメリット・長所
エクセルマクロのセミナーや講座で学習するメリットは3つあります。
[2] 講師に質問できる
[3] 勉強をやるきっかけになる
それぞれについて、詳しく解説していきます。
エクセルマクロのセミナーや講座に参加するメリットの一つは、短期間でマクロを理解できることです。
マクロを勉強する人の多くは、本やウェブの独学を行います。しかし、マクロを独学で学ぶのは難しい場合があります。
確かに、本やウェブで勉強していると、プログラムやコードを見つけることはできます。しかし、そういったプログラムを使ってみると、エラーが出てくることは少なくありません。そして、多くの人はエラーを解消できずに、マクロ学習が止まってしまうのです。
これは、マクロを体系的に学習すれば解決できる場合が多いです。セミナーや講座では初心者が順序良く理解できるようにマクロVBAを教えてくれるからです。
そのため、セミナーに参加すれば、本やウェブで学ぶより早くマクロを理解できます。
実際、私が開催したマクロのセミナーに参加した方は、セミナーが終了した一週間後にマクロで数時間の効率化を達成しました。
ただ、注意してほしいことがあります。それは、セミナーや講座に参加するだけで、マクロを習得できるわけではないことです。
マクロを自由に扱えるようになるには、セミナーや講座に参加した後に、自主学習を続ける必要があります。
エクセルマクロに限らず、セミナーや講座のメリットは、分からない点を講師に直接質問できることにあります。
勉強をしていると、どうしても分からないことが出てきます。たとえば、実務で使おうとした場合、「どこまでの仕事をマクロ化するか?」、「○○を作りたいけれど、どうプログラムを作ればいいか?」といった疑問が出てきます。
逆に、書籍や通信講座での学習では個別質問をすることができません。セミナーや講座に参加すれば、経験豊富な講師に直接質問できるメリットがあるのです。
セミナーや講座に集まる人は、勉強しようとする意識が高い人が集まります。そういった方と情報交換したり、仕事での実践経験をすることで、マクロ学習の動機付けができます。
実際、私もマクロのセミナーに参加したことがあります。そこでは、実務の相談会があり、他の人がどのようにマクロを活用しているかを知り、自分の仕事に活かすことができました。
このように切磋琢磨できる環境を作ることができるのは、セミナーや講座の利点です。
セミナーや講座のデメリット・短所
逆に、セミナーや講座のデメリットは以下の通りです。
[2] 開催場所が限られている
[3] ウェブや本で学ぶ内容と同じ
それぞれについて、詳しく解説していきます。
マクロのセミナーや講座は大きな学びが得られますが、もちろん費用がかかります。安価なモノで1万弱から高額なモノで10万以上します。
この費用は決して安いものではありません。また、地方に住んでいる場合、移動費もかかります。
実際、私が以前開催したセミナーでは、北海道から東京まで飛行機を使って参加している方がいました。その方は、セミナー参加費の方が高かったと仰られていました。
このように、セミナーや講座に参加すると、どうしてもお金がかかるのです。
セミナーは、都会で開催されることが多く、直接会場へ行く必要があります。東京で開催されているセミナーがもっとも多いです。逆に地方で開催されているものはあまりありません。
そのため、地方に住んでいるとセミナー開催費用と合わせて移動費や宿泊費もかかることを覚えておいてください。
エクセルマクロのセミナーや講座の内容は、ウェブや本の内容とほとんど同じです。
実際に私が過去に参加したセミナーでは、ウェブや本でも学べる内容でした。もちろん、既に知っていたことだけではありませんでしたし、講師の説明によって理解が深まるものも数多くありました。
ただ、新しい知識を得たいのであれば、あまり期待しない方がいいかもしれません。
それでも、セミナーや講座では、重要な部分から体系的に教えてくれること、講師に直接質問できることは非常にメリットが大きいです。
実際、講師だったらどのようにマクロを作るか聞いたり、仕事での活用方法を教えてもらったり、本やウェブではゼッタイに聞けない内容を聞くことができるのはセミナーや講座だけです。
ただ、マクロのセミナーや講座で教えてもらう知識の多くは、本やウェブで紹介・解説されています。そのため、本やウェブで学べる内容ばかりのセミナーに参加すると、ガッカリするかもしれません。
セミナーや講座がオススメの人とは?
ここまでメリットとデメリットをお伝えしてきました。それらを踏まえて、セミナーや講座をオススメする人は、以下のような人です。
[2] 本やウェブで数か月学んできたけれど上達していない人
それぞれについて詳しく説明します。
エクセルマクロVBAを早く習得したい場合、本やウェブで学ぶのはオススメしません。
それは、ウェブや本だと何から学べばいいかわからない上に、分からないことを質問できないからです。そのため、とにかく早くマクロを習得したい人はセミナーや講座に参加するのは一つの策です。
実際に私のセミナーに参加された方は、以下のような悩みをもっていました。
・同僚からマクロを使ったら、仕事がラクになるとアドバイスを受けた
・前任者からマクロの業務を引き継いだ
上記のような方で、急いでマクロを学びたい人は、セミナーや講座を受けるといいでしょう。
エクセルマクロVBAを学ぶ人の多くは、本やウェブを利用します。しかし、本やウェブだけだとなかなか上達しない人がいます。
中には、数ヶ月も本やウェブで学んだけれど、まったく理解できなかった人もいるほどです。こういった方は、講師と直接会って、不明点を質問したり、ワークを通じて、理解を一気に深めることをオススメします。
なぜなら、既にある程度学んでいて、知識が蓄積しているからです。セミナーや講座に参加すると、これまでの知識を整理できるので、自分に足りていないことが分かるようになるはずです。
そうすれば、すぐにでも仕事で使えるマクロを作れるようになるでしょう。
ただ、セミナーや講座に参加すれば、次の日から突然マクロを書けるようになるわけではありません。セミナーや講座に参加してから、数ヶ月間は勉強を続ける必要があります。
セミナーや講座はあくまで勉強のきっかけに過ぎないことを覚えておきましょう。
セミナーや講座のおすすめ7選
それでは、具体的にセミナーや講座のオススメを紹介します。全てのセミナーや講座にメリットとデメリットがあります。
たとえば、初心者セミナーに参加すれば、中級者や上級者のスキルは勉強できません。また、資格対策のセミナーに出れば、実務で使うスキルはあまり習得できません。
そのため、あなたが解決したいことを明確にしてから、セミナーや講座を選ぶことがコツです。
具体的には、マクロ初心者で全く触ったことがない場合は、初心者・入門者でも使い始めることができるセミナーや講座を受けることです。
ただし、初心者・入門者というタイトルだけで選ぶのはオススメしません。初心者や入門者のセミナーでもいきなり実践から入るセミナーもあります。
あなたが解決したいことを明確にした上で、セミナーや講座を選ぶようにしてみてください。
セミナー1|すごい改善
講座名 | 講座内容 | 価格 | 期間 |
ExcelマクロVBAセミナー初級編 | For Next構文、If Then構文、Do Loop構文、With構文などの基本内容 | 54,000 | 10:00-17:00(1日完結) |
ExcelマクロVBAセミナー中上級編 | VBA開発の基本、ブック・シートの操作、ウインドウの操作、エクセル機能の活用、プロシージャーの分割、ファイル・フォルダの操作、ファイルシステムオブジェクト、配列など | 150,000 | こちら |
こちらのセミナーは、雑誌「プレジデント」で紹介されています。しかし、プレジデントで紹介されているからといって、いいセミナーとは限りません。
実は、私はすごい改善が開催したセミナーに参加したことがあります。そこで、感じたのは、初心者のためのセミナーではないということです。
それは、詰め込み型のセミナーだったからです。初心者では抱えきれない知識を半日程度でインプットします。
実際に初心者の数名は、セミナーについていけていませんでした。
ただ、中級者や上級者であれば、かなり満足できるセミナーです。休憩中に質問もできます。質問への回答もすごく丁寧でした。
また、アシスタントの方が数名いるので、つまづいてもサポートしてくれます。
とはいえ、全体的に進むスピードが早いです。もし、このセミナーに参加するのであれば、セミナー参加前に知識を入れておくといいでしょう。
もし予習を怠ると、セミナーの内容を理解できずついていけなくなる可能性があります。
なお、セミナーは東京開催のみです。興味があれば、ぜひ参加してみるといいでしょう。
セミナー2|オフィス田中
講座名 | 講座内容 | 価格 | 期間 |
VBAベーシック セミナー | 56,000 | 2日間 | |
ExcelマクロVBAセミナー中上級編 | 配列・動的配列・静的変数・オブジェクト変数・ユーザー定義型、For Eachステートメント・Select Caseステートメント・Do Loopステートメント、Functionプロシージャ・引数の値渡しと参照渡し・省略可能な引数など | 56,000 | 2日間 |
ExcelとOffice連携セミナー | Office に含まれるアプリケーションの確認、Access と Excel のデータ連携、WordとPowerPointによるExcelのデータ活用 | 56,000 | 2日間 |
このセミナーは、やるべきことが明確な方がオススメです。カリキュラムは決まっているため、自分の学びたい内容が含まれているなら、参加するといいでしょう。
また、このセミナーのカリキュラムのベースになっているのが、VBAエキスパートの教科書です。VBAエキスパートとは、マクロVBAの資格のことです。
そのため、こちらのセミナーに参加する前に、VBAエキスパートの本を購入してみるほうがいいでしょう。そして、その内容を確認した上で、セミナーを受講するか決めるのが賢明です。
もちろん、セミナーであれば、テキストに載っていないことも、たくさん解説されます。だからこそ、そのようなセミナーでしか聞けない話に集中できるようにするためにも、まずは本を購入してみるといいでしょう。
VBAエキスパートについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。
セミナー3|インストラクターの手帳
講座名 | 講座内容 | 価格 | 期間 |
Excel VBA講座 オブジェクト式解説編 | オブジェクト式とは、オブジェクトブラウザーの使い方、オブジェクト変数、プロパティとメソッド、コレクションオブジェクトなど | 27,000~32,400 | 半日(3~4時間) |
こちらのサイトの運営者が主催するセミナーです。
セミナーの内容としては、すべてウェブや本で学べる内容です。そのため、事前に本で勉強してから、セミナーに参加すると高い効果が得られるでしょう。
また、講座の終了後は1か月間のフォローアップ期間を設けているので、疑問が出てきた場合にはメールで質問可能です。
セミナー4|ISAパソコンスクール
講座名 | 講座内容 | 価格 | 期間 |
Excel VBA基礎講座 | VBAの基本構文、セルを自動化するコード、条件分岐、変数、繰り返し処理、VBAで扱う関数、配列、ワークシートの取得/操作 | 33,000 | 11:00~18:00(休憩1時間・講習6時間) |
Excel VBA応用講座 | ブック操作、サブルーチン、Functionプロシージャ、イベントプロシージャ、ユーザーフォーム、プログラム処理の流れとデバック、エラートラップ | 35,000 | 11:00~18:00(休憩1時間・講習6時間) |
Excel VBA演習 | 動的配列/配列数式、イベントプロシージャの作成/引数・抑止、OLE オートメーションの使い方、Webページの取得、Win32APIの利用、レジストリ操作と二次元配列、テキストファイルの入出力 | 40,000 | 11:00~18:00(休憩1時間・講習6時間) |
Excel VBA実践(受発注システム開発編) | 在庫管理プログラムの作成、伝票発行プログラムの作成 | 45,000 | 11:00~18:00(休憩1時間・講習6時間) |
Excel VBA実践(データ集計システム開発編) | プログラムの部品化、日付関数の応用、データ集計システムの作成 | 45,000 | 11:00~18:00(休憩1時間・講習6時間) |
Excel VBA実践(複数ブック集計システム編) | ブック集計システムの作成、データベース的マクロ | 45,000 | 11:00~18:00(休憩1時間・講習6時間) |
Excel VBA実践(Webとの連携編) | Webとの連携、HTML画面部品の制御 | 45,000 | 11:00~18:00(休憩1時間・講習6時間) |
コースも豊富で、様々なことが学べるのが特徴です。詳しい日程はこちらから確認できます。
また、アクセスの講座もあります。他にも、通信講座も開催されています。
このように、ISAパソコンスクールでは、数多くの講座が開催されています。そのため、知識は十分に学ぶことができます。
しかし、実際に実務で使うマクロが書けるようになるかどうかは分かりません。
たとえば、マクロを書くときには、視点が必要です。改善効果の高いマクロを書くときほど、仕事全体の流れを俯瞰する力が求められるのです。視点や俯瞰する力については、詳しくはこちらの記事で解説しています。
また、仕事で使う基本のプログラムパターンは決まっています。そのため、そのパターンから学んでいくと、仕事で成果を出すまでのスピードが変わります。詳しくはこちらの記事で紹介しています。
こういったマクロの知識以外を教えてくれるパソコンスクールはほとんどありません。ぜひ、パソコンスクールで学ぶことを考えている方は注意してください。
セミナー5|アビバ
セミナーの内容に関しては、こちらを参考にしてみてください。アビバを含む大手のパソコンスクールについて大手は立地がいいので、モチベーション維持にはいいでしょう。
加えて、パソコンスクールの講師はマクロを教えてきた経験が豊富です。実際、私もパソコンスクールに行った経験があります。お話しをさせてもらいましたが、丁寧に教えてくれる方ばかりでした。
しかし、パソコンスクールにもデメリットはあります。それは、パソコンスクールの講師は、知識はあっても現場で業務効率化した経験は乏しいことです。
それは、現場から離れて教えることに専念しているからです。
たとえば、マクロを使って仕事を効率化する場合、他の人が使えるようになるために、マクロの使い方を説明したり、相手の仕事をやり方を変えるよう依頼をしたりする必要が生じます。
マクロでパソコンスキルを高めても、人とのやりとりがどうしても必要になります。
もちろん、パソコンスクールの講師はマクロを教える技術はあります。ただ、現場でマクロを使って仕事を改善するのに必要な現場の知識が乏しいのが現実です。
そのため、パソコンスクールは知識を学ぶところだということを覚えておくといいでしょう。
セミナー6|立山秀利
講座名 | 講座内容 | 価格 | 期間 |
Excel VBAセミナー ビギナーコース | VBEの使い方、オブジェクトの概念と使い方、プロパティの概念と使い方、For…Nextステートメント、変数の宣言、データ型 | 19,500 | 10:00-17:00(1日完結) |
Excel VBAセミナー ステップアップコース | Worksheetsコレクション、メソッドの引数、デバッグ機能、フォーム作成、イベントプロシージャ | 19,500 | 10:00-17:00(1日完結) |
『Excel VBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本』をテキストに、著者本人がやさしく丁寧に解説してくれます。
地方で開催されている数少ないセミナーです。興味がある人は参加してみるといいでしょう。
セミナー7|パソコンスキルの教科書の初心者・入門者用のためのセミナー
私のサイトでもエクセルマクロ初心者・入門者のためのセミナーを開催しています。私の講座では、エクセルマクロのスキルをお伝えします。
ただスキルだけではなく、「マクロを使ってどうやって会社での評価を上げるか?」、「マクロを使って仕事の仕組みから変える方法」、「資格に頼らずにどう転職に活かすか?」といった仕事での活用法やキャリアアップに重点を置いた内容をお伝えしています。
逆に、エクセルマクロの資格試験の勉強についてはお伝えしていません。また、ウェブで調べればわかるような細かなテクニックもほとんどお伝えしません。
もし、仕事での活用法やキャリアアップの方法について知りたいなら、参加をオススメします。
開催は不定期ですが、場所は東京近郊で、日程はこちらで確認できます。価格は5,000~19,800です。時間は13:00~17:00(半日)で実施します。
開催日時などは、メルマガで通知していますので、こちらから登録してみてください。
セミナーや講座に参加する前に、無料講座で勉強しておくといい
もし、エクセルマクロに興味があり、これから学習を始めたいと考えているなら、セミナーや講座に参加する前に、こちらの
オンライン無料動画を試してみるといいでしょう。
実際に、私もこの教材を試しました。そして、エクセルマクロを理解できたのは、この無料動画のおかげです。また、無料なので、経済的にもトクです。
セミナーや講座を試すのは、無料動画を学んでからでも遅くはありません。
なぜなら、無料動画で予習をお勧めするかというと、初心者がセミナーに参加する場合、一日ですべて習得しないといけないからです。
マクロセミナーの多くは、半日~一日の詰め込み型です。そのため、途中でつまずくと、何も理解できないまま終わりになってしまいます。
実際に、私も何度かセミナーに参加したことがありますが、多くの場合、初心者の人はおいてけぼりになります。
そのため、事前に予習をしておくことをお勧めするのです。
予習しておくことで、セミナーの内容を最大限に理解できるようになる
もし、既にセミナーや講座に参加することを決めているとしても、こちらの無料動画講座が役に立ちます。
実は、初心者が必ずつまずくポイントは、「エクセルVBAとはそもそも一体何なの?」です。これを理解しておかないと、マクロの知識をいくら学んでも理解できません。
たとえば、車が動くメカニズムを勉強するとき、いきなりムズカシイ理論から説明されても理解できません。
初心者や入門者には、最初に「車はエンジンを使って動く。エンジンで生まれた回転する力がタイヤに伝わって自動車が動く」といったレベルの説明です。
こういった説明なしで、「○○の理論」や「タイヤの摩擦」とった内容を学んでも学習効果は高くなりません。
そして、多くのセミナーや講座では、「エクセルVBAとはそもそも一体何か」ということは深く説明されません。
せっかく有料セミナーや講座に参加したのに、何も得られないまま、時間だけが過ぎていきます。
逆に、こちらの動画を学んでおくと、セミナーや講座の内容が頭に入りやすくなるのです。
もちろん、この無料オンライン動画だけでは、エクセルマクロが実務でバリバリ使えるようになるワケではありません。それは、この無料動画には、ifやfor nextといった仕事でよく使う内容は含まれていないからです。
そのため、仕事で使える内容を学んでみたいと思ったら、セミナーや講座で学ぶことをオススメします。
繰り返しになりますが、有料のセミナーや講座を試す前に、こちらの無料動画を試すことをお勧めします。
事前にVBAの基本を学んでおくと、セミナーや講座の理解がとてもスムーズになります。
緊急で仕事で使えるエクセルマクロVBAを習得したいなら
もしあなたがエクセルマクロVBAを使って、少しでも早く仕事で使いたいなら、セミナーでは参加までに時間がかかってしまいます。
また、紹介した無料動画は参考にはなりますが、実務でエクセルマクロをバリバリ使えるようになるわけではありません。
そこで、仕事で使えるエクセルマクロVBAを習得したいなら、こちらのオンライン講座をオススメします。
この講座であれば、仕事で使うために必要な内容だけを学ぶことができます。実は私もこの講座を試した経験がありますが、マクロ未経験者でも仕事で使えるレベルになるように講座全体が設計されています。
当然のことですが、仕事で使わない知識は学ぶ意味はありません。なぜなら、仕事で使わない知識も学んでしまうと、マクロを学ぶことに時間がかかってしまうからです。
たとえば、マクロではrangeとcellsというコードがあります。この2つは同じ意味で、両方ともセルを指定します。そのため、rangeとcellのどちらかを使えるようになれば、片方は覚える必要はありません。
逆に両方覚えようとすると、余計な時間がかかってしまいます。このようにマクロの知識はすべて覚える必要はないのです。むしろ、必要なことだけを学ばないと時間ばかりかかってしまいます。
ここで紹介している講座は、仕事で使わない知識はほとんど出てこないので、仕事で使えるマクロを早く習得することができます。
ただし、この講座にも弱点があります。それは、「資格に関する勉強には一切向かないこと」と「さらに早く仕事で使えるようになる学び方があること」です。
弱点1|資格に関する勉強には一切向かない
この講座では、資格試験に出てくる内容を学ぶことはできません。たとえば、資格試験ではワードやアウトルックといった外部アプリとの連携に関する知識が問われることがあります。
しかし、この講座では外部アプリに関しては一切扱いません。なぜなら、外部アプリとの連携より「if文」や「for next文」といった基本を学ぶ方が仕事の効率化に役立つマクロが書けるからです。
そのため、もし資格に合格したいと考えているなら、この講座はオススメしません。
弱点2|さらに早く仕事で使えるようになる学び方があること
この講座は、順序よく学べば面白いようにマクロを使いこなせるようになっていきます。マクロ知識がゼロの人なら最初から学ぶのがいいです。ただ、さらに早く仕事で使えるようになる学び方があります。
それは講座を学ぶ順序を入れ替えることです。実際、その方法を使って数ヶ月でグラフを自動作成するマクロが書けるようになった人もいます。しかし、このようなやり方は講座を購入しても教えてもらえません。
そこで、もしこの講座を購入するなら、こちらの問い合わせから「パソコンスキルの教科書から購入しました」と連絡をください。
そうすれば、私から「できるだけ早く学ぶためのレポート」を無料でプレゼントします。
もしあなたができるだけ早くエクセルマクロVBAを習得して、仕事で使えるようになりたいなら、こちらのオンライン講座で学ぶことをオススメします。
その際には、「パソコンスキルの教科書」のできるだけ早く学ぶためのレポートも合わせて手に入れて、より早くマクロを習得してください。
セミナーや講座はキッカケづくり。重要なのは継続して自学すること
エクセルマクロVBAの情報は、ウェブや本で数多く紹介されています。そのため、その気になればウェブや本でも習得可能です。
しかし、本やウェブだけでは習得に時間がかかったりどうしても理解できなかったりすることがあります。
このように既に勉強を始めていて、これからも継続して勉強を続けることができる人は、セミナーや講座をオススメします。
ただ、忘れてほしくないことは、セミナーに出たからといって、必ず習得できるわけではありません。習得のために努力が必要です。努力なしでマクロを習得できることはありません。
あくまでセミナーや講座は勉強を助けてくれるものに過ぎません。セミナーの長所・短所を理解した上で自分に合ったセミナーや講座を選ぶことを強くお勧めします。