パソコン仕事の基本スキルとして、ショートカットキーがあります。
なぜなら、ショートカットキーを使いこなせる人とそうではない人では、2倍から3倍は作業の早さが変わるからです。
実際に仕事の早い人のほとんどは、ショートカットキーを当然のように使いこなします。
逆にショートカットキーを使いこなせない人は、仕事の速度が遅く、「うだつが上がらない人」とみなされがちです。
しかしショートカットキーと言っても、どのように勉強すれば、正しく習得できるかはイマイチ分かりづらいです。
そこでパソコンスキルを高めたい人のために、ショートカットキーの動画を準備しました。
・最低限のパソコンスキルを学んでおきたい人
・PCスキルを高め、自らの市場価値を高めたい人
参考までに、私はこれまで社内でショートカットキー講座をしたりパソコン講座をしてきたりしてきました。
その経験を活かし、仕事で役立つショートカットキーの覚え方・学び方を以下でお伝えします。
目次
ショートカットキーでPC仕事を2倍速でこなせるようになるためのポイント
ショートカットキーと聞いて、どのようなものをあなたはイメージしますか?
・貼り付けは [Ctrl]キーを押しながら[V]キー
・保存は [Ctrl]キーを押しながら[S]キー
このようにマウスを使わずに、キーボードだけでPC操作を行うことをショートカットキー操作と言います。
上記のショートカットキーについて、すぐにイメージできた人はある程度のショートカットキーを仕事で使いこなしているかもしれません。
同時にショートカットキーを習得することについて、以下のような疑問を持たれたかもしれません。
「自分はショートカットキーを知っているけど、本当に『PC仕事の作業効率を2倍、3倍にさせる』ことができるのか?」
実はその通りです。
ショートカットキーを「少し」「知っている」くらいでは、PC仕事を早くこなせるようにはなりません。
というのも、PC仕事の作業効率を2倍、3倍にするには大事なポイントが2つあります。
それは以下です。
「少し」ではなく、パソコン操作の大部分をショートカットキーでできるようになる
具体的には、少なくともパソコン作業をしている時間の8割は、ショートカットキーだけで作業できるようになることです。
PC作業を効率化するには、ショートカットキーの積み重ねが大切です。
5コや10コを使いこなせるくらいでは、仕事は早くなりません。
意識しないでも身体が勝手にショートカットキー操作をできてしまうようになる
具体的には、人と話しながらでもショートカットキーを使いこなせるようになることです。
たとえば自転車を乗りこなせるようになるには、運転できるようになるまでには、練習が必要です。
上記の2つのポイントを実現できれば 「パソコン仕事を2倍や3倍でこなせる」レベルに到達できます。
この2つを意識しながら、以下の動画を見ると効果が上がるはずです。
ショートカットキーの動画講座
・ウィンドウPCを使いこなすためのショートカットキー
・エクセルを使いこなすためのショートカットキー1
・エクセルを使いこなすためのショートカットキー2
・アウトルックを使いこなすためのショートカットキー
・フォルダを使いこなすためのショートカットキー
・インターネットブラウザを使いこなすためのショートカットキー
ウィンドウPCを使いこなすためのショートカットキー
エクセルを使いこなすためのショートカットキー1
エクセルを使いこなすためのショートカットキー2
アウトルックを使いこなすためのショートカットキー
会社の仕事でアウトルックを使う人は多いです。
しかし私の経験上、アウトルックでショートカットキーを使いこなせている人は少ないです。
この動画で紹介するショートカットキーを使いこなし、メール操作を効率化しましょう。
フォルダを使いこなすためのショートカットキー
インターネットブラウザを使いこなすためのショートカットキー
パソコン仕事を効率化するテクニック
ここではショートカットキーの紹介をしましたが、パソコン仕事を効率化するテクニックは他にもあります。
以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
タッチタイピングがおぼつかない人は、こちらを読んでみるのがおすすめです。
ショートカットキーが覚えられない|そのような人のための覚え方
「ショートカットキーを習得することができません」という悩みをよく耳に聞きます。
この悩みへの回答は以下です。
「一ヶ月間ショートカットキーを覚える練習をしよう」ということです。
なぜなら新しいことを覚えるのには時間がかかるからです。
たとえば自転車でも補助輪なしで運転できるようになるまでには練習が必要です。
何度も転倒しながら、補助輪なしのバランス感覚を体で覚えていくものです。
これはショートカットキーも同じです。実際、私も効率的なPC操作を身体で覚えていきました。
そして、少しずつPC作業を早くこなしていけるようになっていったのです。
以下でタイピングやショートカットキーを学んで仕事を効率化した人のインタビュー記事を載せています。
インタビューに応じていただいた人もトレーニングをした結果、無意識でショートカットキーを使えるようになりました。
しかし、たった一日練習してすぐにできるようになったわけではありません。
当然、この記事の動画を見ただけで、明日から突然実務で使えるレベルになるものではないのです。
効果を実感するには時間がかかる
私のまわりにはショートカットキーを使いこなせる人は多いです。
その中の一人が言っていたのは、ショートカットキーの効果を感じるまでには時間がかかるということでした。
その人がショートカットキーを勉強しはじめたきっかけは、雑誌の『プレジデント』を読んだことでした。
その雑誌のショートカットキー特集を読んで、重要性に気づいたのです。
そして仕事を少しでも早くしたいと思い、できることから実践していったそうです。
まずは10のショートカットキーを覚えて、20、30とつかえるキーの数を増やしていきました。
少し図マウスを使わずに作業できるようになり、ある日同僚から「ショートカットキー操作でプレゼンをしていたとき、今の作業どうやったの?」と質問されたのです。
そのときはじめて、「ああ、自分はショートカットキーを使いこなせるようになったんだと実感した」と述べていました。」
その質問をショートカットキーの効果を実感できるようになり、ショートカットキーを学ぶ意欲が増したそうです。
このようにショートカットキーの効果を感じれるようになるまでには時間がかかります。
一朝一夕で身につくものではないので、ぜひ継続して学ぶようにすることをお勧めします。